機器の精度確認【校正】

本日は、HACCPに沿った衛生管理を行う上で、必要不可欠な【校正】についてお話ししたいと思います。
校正とは、機器類が正しく作動しているか、問題なく動いているかを確認するものです。
例えば、秤が正しく重量を表示しているか、載せているものの重さとその表示が一致しているかということを確認することです。
また、温度を測る温度計も、実際の温度と、表示される温度が一致しているかどうか等を確認することを校正と言います。
秤が正しく測れていない、表示がずれてしまっていたりすると、HACCPにおける危害にもつながりかねません。

校正が取れていないと、なぜ危ないのか

温度計を例に取ってみます。
おおよその病原性微生物は、75度1分(※この温度・時間で死滅しない微生物もいます。)で死滅します。
万が一、温度計に異常があって本当は75度ではなく、製品の温度は60度にしか上がっていないのに、温度計の異常・誤表示で75度と表示されてしまったら…。
病原性微生物(食中毒を引き起こす微生物)が死滅せず、そのまま生き残り、菌だらけの製品が完成してしまう可能性があります。
秤についても同じようなことが言えます。
特に、食品添加物を計量する際の秤の校正が取れていないと、適切な添加が出来ず、基準値を超えた量を添加してしまったり、目的に応じた量の添加・調合が出来なくなる可能性もあります。

機器の校正について

自社の製品の特性を知り、その特性に応じた管理を行うこと。
その管理の際に使用する機器類はどのような機器があるのか、そしてその校正の方法はどうやって行うのか。
まずはそこからのスタートになります。
HACCPにおいても、『手順2 製品説明書の作成』という手順があり、まずは自社の製品を知ることから始まります。
機器の校正の方法、また自社の製品でどの機器類が校正が必要なのか、HACCPについてお困りの方はいつでもご相談ください☻