沖縄本島から南へ約460キロ、波照間島の製糖工場

本日は沖縄本島を飛び出して、石垣島からさらにフェリーで約80分、距離にして約460キロ!
キラキラ照り輝く太陽と、青い海に囲まれた地にて黒糖を製造する【波照間製糖株式会社】様をご紹介します。
波照間製糖株式会社様は那覇市若狭に本社がございます。
工場は波照間島に構えており、黒糖(含密糖)を製造しています。
波照間の黒糖の魅力、そして工場での取り組みについて本日はお伝えしていきたいと思います。

黒糖の味わいはその土地土地で楽しめます

波照間島における、黒糖の製造は、この島の基幹産業として重要な役割を担っています。
サトウキビの栽培から黒糖の製造まで、じっくりしっかり時間をかけて作られるその黒糖の味わいは格別。
沖縄本島内、また離島において黒糖の製造が行われておりますが、土地土地にて味わいが違います。
さっぱりと味わえる黒糖。
じゅわーっと甘みがひろがる黒糖。
中でも波照間島の黒糖は評判が高く、料理人が波照間産の黒糖を使用したり、パティシエさんが好んで使ったりされることもあるそうです。
皆さんはどの土地の黒糖がお好みですか?
食べ比べをしてみるのも楽しいかもしれませんね☻

波照間製糖株式会社様の取り組み

波照間製糖様は島の産業を学んでもらうために、地元の小・中学生と共に、黒糖作り体験を実施しています。
その方法とは、工場設備を使用するのではなく、薪で火をおこし、鍋で黒糖を焚き上げる昔ながらの製法で製造し、地元の味を体験する、というものです。
今でこそスーパーやコンビニ、お土産屋さんなどですぐ手に入る黒糖です。
しかし、実際の製造は簡単に出来る事ではなく、時間をかけて作られる商品なので、このような機会があると、学生の皆様にとって非常に良い思い出と経験になると思います。
また、波照間製糖株式会社様の衛生管理の取り組みとして、今年の4月にJFS-B規格の適合証明を取得されました!
(※JFS-B規格とは、衛生管理(HACCP:ハサップ)の取り組みを、第三者機関によって監査を行い、合格の証明を取る規格)
クロックワークにおいては、衛生管理に関するコンサルティングを実施し、食品安全に対してのルール構築・検証・改善を行い継続して運用できる仕組みの構築をサポートさせて頂きました。
離島でも、衛生管理の構築はできます!
小規模でも衛生管理に取り組むことはできます!
人が少なくても、HACCPの適合証明を目指すことはできます!
まずは自社の現状を確認し、自社にあった衛生管理を構築していくことで、今後の展望などが見えてくるかと思います。
沖縄も梅雨が明け、夏本番到来です!
ミネラルたっぷりの黒糖を食べて、日々頑張っていきましょう!